実際にタバコを吸う人だけの害でなく、周りにいる人達の害もある、と言われているこの頃。外食するにしても、禁煙マークが張られている所も多くなってきていて、喫煙者は肩身が狭い思いをしているようです。
体によくない!と言われながらも、それを知っていながらもタバコをやめられないのはどうして?

タバコには害しかない!そう思うのは吸わない人。ちょっと変な言い方ですが、喫煙者にとっては、メリットがあるからやめられない、と言えるかと思います。
タバコを吸うメリット
タバコを吸うメリットは、もちろん吸っている本人に限ってのことですが、ストレス解消。リラックスする。口さみしさを解消する。などがあげられるかと思います。
一仕事終えてほっとする時間に、コーヒーや紅茶を飲む人も多いかと思います。喫煙者にとっては、その時にタバコを吸うことでほっとしたりリラックスをしたりするのでしょう。
リラックスする方法やストレス解消法は人により違いますので、タバコを選ぶ人もいる、ということなのですね。
タバコを辞めるとストレスが増える
私の父も喫煙者だったのですが、タバコを辞めようとした時、口がさみしくて、ガムをかんだり、何かを食べたりする機会が増え、太ってしまった、と言っていました。喫煙者にとっては、タバコを辞めるということ自体がストレスになるものです。
タバコを辞めれば健康になる、そう言われていますが、タバコを辞めようとしたら、そのストレスから体調を崩す、という人も、実際にいるのです。
ある人が、たばこを辞めたそうです。けれど、「吸いたい」という気持ちをずーっと抱えていました。そんなある日、心臓に違和感があって受診したら、たばこをやめたことによるストレスが原因だったのだそう。それなら!と、病院の帰りにたばこを買って、また吸い始めたそうなのですが、そうしたら、心臓は元に戻ったそうです。

タバコは病気の原因になることもありますが、ストレスもまた、病気の引き金になることもあるのですね。
タバコのデメリット
タバコの害については、ざっくり言ってしまえば、病気の原因になることがある、老化を早める、肌に良くない、受動喫煙の心配など。
タバコを吸うことにより、発生した体内の活性酸素を抑えるために体内のビタミンCが使われます。
活性酸素は、適度には必要なものですが、増殖すると、それは、体の中を酸化させ錆びつかせてしまいます。錆びつく、ということは、体の本来の機能が低下しやすく、進むと細胞自体が機能しなくなり死滅していくということ。それは、老化の原因にもなるし、病気の原因にもなることもあります。

タバコを1本吸うと約25mgのビタミンCが失われる!と言われています。
ビタミンCは、健やかな体のためにも、健やかな肌のためにも欠かせないビタミン。大事なビタミンなのに、体内で合成することができないので毎日の食事で補わなくてはなりません。日頃から、ビタミンC摂取量が少ない人がタバコを吸うと、肌荒れもいしやすいし老化も早まる、ということになります。
喫煙者がとりたいサプリメント
タバコを辞められればいいのですが、喫煙者にはなかなか難しいという現状があり、辞められないけれど、体の健康は心配という人は多いと思います。
そんな時は、増えてしまった活性酸素の害を抑えるビタミンCを補うのがいいかと思います。食事で難しい時は、サプリメントが役に立ちます。
活性酸素の増殖を抑えるのは
ビタミンC・ビタミンEなどのビタミンやアスタキサンチン・プラセンタ、シーバックゾーン(サジー)など。
毎日継続して摂るのがおすすめです。
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