殺菌効果が高く、体を温める効果もあることから、紅茶やお茶に生しょうがを入れて飲んでいる人も多いと思います。
でも!
それはやばいよーー
生しょうがを使ったしょうが紅茶、実はやばいです。
冷えます!
しょうがには、生しょうがと乾燥しょうががあるけれど、どっちも同じではないんです。
どっちを使うかで、効能も違ってくるので
今日は、生しょうがと乾燥しょうがの違いをご紹介~
生しょうがの効能とデメリット
生しょうがの一番の効能は殺菌。
お寿司屋さんには、必ず生しょうががありますよね。
高級お寿司屋さんにも回転ずしにもあります。
これは、どうしてかっていうと、生ものを食べた時の殺菌のためなんです。
やはり、火を通さない生ものってことで、菌への心配もあったりしますよね。
お寿司を食べた時に、生しょうがを一緒に食べることで、菌からの影響を抑えてくれているわけです。
お刺身を食べる時、しょうがじょう油で食べるのも同じです。
スーパーでお刺身を買うと、青ジソが付いてくることもありますが
これも同じ理由からなんですよ。
また、生しょうがには、発汗作用の他、吐き気を抑えたりする作用もあります。
こうして見てみると、悪いところはないように思えますよね。
料理などに、殺菌作用や風味づけとして使うのにはとても良い調味料です。
では、しょうがの温感についてはどう?ってことなんですが・・・
生しょうがを食べた時も、発汗作用により体が温かくなりますが
生しょうがの温感作用にはデメリットもあります。
それは、体の深部の熱を奪ってしまうことなんですよ。
それゆえ、温かさを感じても、体の深部は冷えてしまう・・・という事に。
これが、紅茶などに生しょうがを使わないほうがいいよ~っていう理由です。
乾燥しょうがの効能とメリット
しょうがにはジンゲロールという辛み成分が含まれていて
これが、殺菌してくれたり解毒してくれたりするわけですが
しょうがに熱を加えると、ショウガオールという成分に変化するんです。
ショウガオールの効能には
殺菌作用
免疫力アップ
代謝アップ、体を温める
などがあり、古くから漢方でも使われています。
体を温めるのが目的の場合、おすすめなのは乾燥しょうが!
紅茶やお茶に入れて飲むのもおすすめです。
乾燥しょうがの作り方
使う材料は、しょうがだけです。
しょうがをスライサーで薄くし、水分を拭き取る。
キッチンペーパーの上にしょうがを並べ、電子レンジで加温する。
取り出したら、水分を拭きとり、交換したキッチンペーパーの上に並べて、電子レンジで加温する。
これを繰り返していると・・・
水分がとんで、しな~っとしてきます。
電子レンジで加温しすぎると、焦げたり燃えたりすることがありますので
ある程度水分が飛んだら、天日干しをします。
1日天日干しをするだけでからからになります。
乾燥したら、タッパーに入れて冷蔵庫で保管します。
ミルなどで粉末にしてもOKですよ。